漱石先生と私たち 電子書籍版
1100円(税込)
作品内容
その時分の私たちというのが、なんでも先生の真似をして見ようという、随分馬鹿気きっていた時分なのである。――師・夏目漱石をはじめ、寺田寅彦、鈴木三重吉、森田草平から芥川龍之介まで。漱石山房で、ともに文学談義を交わし、酒を呑み、気焔を上げた人々を、第一の弟子が回想する。文庫オリジナル〈コミックエッセイ〉香日ゆら目次より夏目漱石 休息している漱石/漱石二十三回忌/漱石と恋愛/漱石二題/漱石と読書/漱石と画/漱石と烟草/偽物/注釈/「漱石発狂」の報告者/漱石文庫/漱石半身像/漱石のうちの猫/修善寺日記寺田寅彦と松根東洋城 『漱石・寅彦・三重吉』序/「寅彦全集」/「破門」/『回想の寺田寅彦』序/漱石と寅彦/寅彦と死相/寅彦と俳諧/寅彦と羽子板/「御髭」/松根東洋城のこと鈴木三重吉 三重吉の思い出/鈴木三重吉/三重吉のこと/青春記/写真安倍能成 安倍のこと/眼鏡/アンシュリアム森田草平と内田百間 森田草平/『実説草平記』/誤植/誤伝の経路/チョッキのまぼろし/白髪野上豊一郎 野上の死/野上のこと芥川龍之介 芥川龍之介の死/一挿話
作品情報
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