戦艦武蔵の最期 電子書籍版

  • 戦艦武蔵の最期 電子書籍版
  • 1386円(税込)

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    作品内容

    「おれたちをここまで追いつめたやつは、一体誰だ、誰だ、誰なんだ……。」 “不沈艦” 神話を信じ、乗り組んだ船で見たのはあまりに悲惨な戦場の現実だった――全長250m超の大和型2番艦「武蔵」は1944年10月、日本の存亡をかけたレイテ沖海戦へと出航する。アメリカの航空戦力を前になすすべなく、主砲も沈黙するなか、「おれ」が選んだ道とは? 組織内暴力や上官の不条理、無差別に訪れる死。実際の乗艦経験をもとに、戦場の現実を描いた戦記文学の傑作。鶴見俊輔氏の論考も再録。解説・一ノ瀬俊也◆主砲の制御装置が魚雷一本の振動で故障、航空機には通用せずあえなく廃棄◆「鬼」と恐れられていた上官が戦闘では遁走◆元小学校教師は爆弾に吹き飛ばされ、十六歳で志願した少年は足を失い息を引き取る◆沈没時は乗員よりも天皇の肖像写真の退避が優先された

作品情報

出版社
KADOKAWA
提供開始日
2023/11/10
ジャンル
ビジネス・実用
連載誌/レーベル
角川新書

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