ヌシの話 電子書籍版
1320円(税込)
作品内容
ペットロスに苦しむすべての人へ。ヌシは、アメリカン・ショートヘアの猫。黒とグレーの縞々柄で、毛は硬く、目はいぶしたような金色をしている。ヌシはある日、うるんだ瞳でこう言った。「ご主人様、もう一匹、猫を飼ってください」18年の生涯をかけて、ヌシが残してくれたものとは―あるひとりの女性が一匹の猫と出会い、別れ、悲しみを乗り越えるまでを書き著した、ほんとうの物語。【目次】プロローグ第一章 ヌシとの出会いヌシと過ごした春夏秋冬第二章 女神様がやってきたヌシからの提案/ヌシがしつけてくれる猫を探す/急げ急げ第三章 女神様に教えるヌシヌシ、餌を残すようになる第四章 ヌシとの別れヌシの忘れ形見/ヘアメイクさんのチンチラ第五章 小女神様がやってきたヌシが亡くなって一か月/ヌシ、女神様を連れていかないで!/贖罪/ヌシが亡くなってちょうど一年/生まれ変わったヌシ第六章 母と猫ねずみとアメショー/母の見た一筋の光/あなたが気に入った猫で/母の勘/春あけぼの追記 永遠のヌシあとがき 【著者プロフィール】吉田明子(よしだ・あきこ)長崎県出身。東洋大学文学部卒業後、株式会社コム・デ・ギャルソンに就職し新宿伊勢丹店の店長を務める。塾の個別指導講師などを経て、2003年に芸能プロダクション「株式会社 齋藤エンターテイメント」に入社、タレントのマネジメント、映像、舞台制作プロデューサーとして活躍。その後、インドのショール卸輸入業の店長を務める傍ら、世界遺産登録十周年記念事業「オペラ石見銀山」に美術協力として参加。芸能プロダクション当時の回顧録として書いた「浅草物語」は「第二七回小学館ノンフィクション大賞」最終候補作に選出された。現在は、占いの館で専属鑑定士として活躍中。
作品情報
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