〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす 電子書籍版
2420円(税込)
作品内容
正義は暴走しないし、人それぞれでもない──。アメリカ大統領選挙から、日本の「道徳」の授業まで、現代において「正義」や「公正」といった「正しいことば」はどのように使われているかを検討。ジョン・ロールズ、リチャード・ローティ、アイザイア・バーリン、ジュディス・シュクラー、アイリス・マリオン・ヤング、スタンリー・カヴェルなどの議論を参照しながら、「正しいことば」の使いこなし方をプラグマティズム言語哲学から探る。「正しさ」とはなにかを考えるうえで、わたしたち自身の“ことばづかい”を通して「正しいことば」をとらえなおす画期的論考。
作品情報
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