100歳で夢を叶える 電子書籍版
1760円(税込)
作品内容
日本の100歳人口は今や9万人を超えるという。この数は、なんと60年前までの600倍近い。90歳を超えてなお、日々を活き活きと過ごし、周囲に活力と元気を振りまく素敵な「生涯現役」の鉄人たち14名が、いまの関心ごとや取り組んでいる仕事、毎日の食事や暮らし方、この先の夢を語るインタビュー集。目次●谷川俊太郎(詩人)―僕が愛して止まないものは「秘密」。それを自分の内部でもち続けるのが大切。●道場六三郎(和食料理人)―僕の料理は「遊びと反逆」。そのときそのときでひらめいたものを形にしていくので、どんどん進化していく。●樋口恵子(評論家)―それぞれ違う老いがある。まさに「老いこそ個性的」。みんなそれぞれ、できる部分で付き合っていかねば。●野見山暁治(洋画家)―描いているときりがない。「これでいい」と手放すことができない。描くことが面白いから続けられる。●大村崑(喜劇役者)―足腰が立つ限り、声が出る限り、頭が働く限り、「喜劇役者」として、ずっと仕事を続けたい。●大川繁子(保育士)―何かを始めるのに遅すぎることはない。いつまでもわくわくする気持ちを忘れないこと。●鮫島純子(エッセイスト)―何事にも感謝の気持ちをもって接する習慣をつけると、自然と笑顔になる。日常の心のもち方が最も大切。●室井摩耶子(ピアニスト)―100歳を過ぎた今も、「これでいい」と思ったことはない。「もっと もっと もっと」と思う。「いま」を精一杯生きたい。●玉川祐子(浪曲曲師)―長生きの秘訣は、くよくよしないこと。つらいこと、悲しいことはなるべく忘れて、物事をいいほうに解釈する。●三浦雄一郎(プロスキーヤー・冒険家)―ひとつの頂上に達したら、また次の頂上を目指したくなる。あきらめなければ、いつか夢の頂上に立てる。●杉浦範茂(イラストレーター)―「絵」に間違いはない。絵は自由で、やりたいように描きたいように描けばよい。●暉峻淑子(経済学者)―自分に関係のない出来事なんてこの世には何もない。そのうちのどれを選んで自分のアイデンティティとするか。●渡辺貞夫(サックス奏者)―自分の音を納得できるまで突き詰めていきたい。楽なものって面白くない。好きなことをやっているから夢中になれる。●青木悦子(郷土料理研究家)―これからも工夫しながら精魂込めて、家庭の「真心料理」を後世につないでいきたい。まだまだ感動をみなに伝えたいという情熱がある。
作品情報
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