ビザンツ、オスマン、そしてトルコへ 電子書籍版
2420円(税込)
作品内容
EU加盟やクルド問題、ギリシャとの確執など、トルコが抱える諸問題はなぜ生まれ、どうなっていくのか。重層する歴史の縦軸を自在にたどって解き明かし、その行く末に思いを馳せる。トルコ知識人らのインタビュー13篇も収録。【目次】まえがき目次第一部 トルコの今──変わりゆく思考第一章 「第三のキリスト教」への接近──共生への回帰の使者第二章 現代のコンスタンティノープル──過去とつながる現在第三章 我々は何者なのか──揺らぐ「中央アジアの祖先」伝説第二部 トルコから消えたギリシャ人──歴史が変えられた日々第四章 トルコとギリシャ 骨肉の相克第五章 破綻した同胞愛第六章 永遠の祖国トルコ第三部 「ビザンツ」と「オスマン」が残した課題──様々な「他者」たち第七章 クルド人第八章 アルメニア人第九章 アレヴィー派第四部 未来への模索──モザイク国家の真の価値第一〇章 キリスト教とトルコ共和国 解放の時と永遠の絆第一一章 一〇〇年目、「トルコ人」としての「幸せ」は関連年表主要参考文献奥付
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