「精神分析」と反「精神分析」 電子書籍版

  • 「精神分析」と反「精神分析」 電子書籍版
  • 2530円(税込)

    • 本作品について、無料施策・クーポン等の割引施策・PayPayポイント付与の施策を行う予定があります。
      この他にもお得な施策を常時実施中、また、今後も実施予定です。詳しくはこちら

    作品内容

    ~フロイト・ラカン/ドゥルーズ・ガタリ~現代思想家の中からフロイト・ラカン、ドゥルーズ・ガタリについて、「精神分析」VS 反「精神分析」という視点から問う。本書では四人の基本思想をあえてくどくどしい書き方で行う。そのうえでそれぞれに「問題提起」を行う。そうした「問題提起」について、各篇ではそれぞれの思想家の基本思想の紹介を繰り返し述べる。その背景の一つとして、講義において学生への「基本が大事」という思いを込めた教材として著した。もう一つの背景は、「思想」を担う者にありがちな「うわ滑り」を避けることを意図した。こうしたことに基づき、四人の思想家について一定の在り方で、「際立った」主張を中心に、次のことを願いながら検討した。幾分なりとも「現実」との格闘を生み、「現実」を変える。そして本書におけるフロイト・ラカン、ドゥルーズ・ガタリの主題化は次の問いに基づく。拙著『現象学の再生』(2018 年) において述べた、最後期のフッサールにおけるフロイトからの影響、そしてフロイトの思想を限定した在り方で展開することに基づく独特な「生」の立場、さらには独特な「普遍主義」についての主張を踏まえ、「現代思想」をめぐってどのようなことが言えるのか、そしてどのようなことが展望できるのかを「問題提起」する。【目次】はじめに第一篇・フロイト序 フロイトを、どのようにとらえるか?第一章 フロイトの基本的「思想」 その1第二章 フロイトの基本的「思想」 その2第三章 フロイトの最終的「思想」をめぐって第二篇・ラカン序 ラカンを、どのようにとらえるか? 第一章 ラカンの基本的「思想」 その1第二章 ラカンの基本的「思想」 その2第三章 ラカンをめぐる問い第三篇・ドゥルーズ序 ドゥルーズを、どのようにとらえるか?第一章 ドゥルーズへの問い第二章 『アンチ・オイディプス』への問い第三章 その後のドゥルーズを、どのようにとらえるか?第四篇・ガタリ序 ガタリを、どのようにとらえるか?第一章 ドゥルーズ、そして、ガタリ第二章 「制度的精神療法」からの出発 :「社会」をつくり出すことに向けて第三章 「エコゾフィー(生態哲学)」の展望総論に向けて後記初出について参考文献表索引

作品情報

出版社
彩流社
提供開始日
2023/06/21
ジャンル
ビジネス・実用

作者の関連作品作者の作品一覧