鎌倉史の謎 電子書籍版
1760円(税込)
作品内容
鎌倉幕府成立以前は「一寒村にすぎなかった」という常識は、頼朝がなぜ「鎌倉」を選んだかを説明できない。奈良と鎌倉をつなぐ重要人物、良弁と父親染屋時忠の実像、相模国の古代史像の“発掘”を通して描く「奈良時代の鎌倉」の実態。【目次】はじめにI 鎌倉史への疑問解明されていない幕府成立以前の「鎌倉史」謎を解くカギ・戦前の『頼朝会雑誌』「鎌倉」の地名起源にこめられた意味鎌倉にあったとされる東国の総国分寺「良弁」と「梁塵時忠」の伝承大伴家持と相模国国衙と郡衙II 東大寺の「良弁僧正」と相模大山大山と良弁僧正関東各地の良弁伝承良弁伝承の広がり良弁僧正の実像良弁僧正と黄金III 鎌倉の良将・梁塵時忠──良弁僧正の父親──漆部氏の染屋時忠「由比の長者」伝承の広がり「時忠」実在は考えられるか文献史料にみる「漆部」氏IV 鎌倉と周辺の古代史「古文献」にあらわれた鎌倉の古代発掘にみる鎌倉の古代──最近の考古学の成果から東北と鎌倉の接点──奥州は鍛冶技術の先進地かV 古都・奈良と鎌倉の「大仏」八幡信仰と東大寺プレ源平の合戦と東国仏教都市と大仏VI 「奈良時代」を伝える寺社と史跡を歩く鎌倉「塔の辻」の伝承を歩く鎌倉周辺の古い時代の伝承を持つ寺社・遺跡を歩くあとがき主な参考文献奥付
作品情報
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