宗教改革と農奴制 電子書籍版
7700円(税込)
作品内容
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。1517年、ルターの『九五箇条の提題』から始まった宗教改革運動は、人々を良心の自由、宗教上の内面的自由に目覚めさせ、近代への扉を開く重要な契機になったとされる。しかし、この運動の影響下に闘わされた農民戦争にも拘らず、農奴たちの解放は「啓蒙の18世紀」を俟たねばならなかった。本書は、神学と農奴解放思想とのかかわりを思想史的に検討し、国制史、社会史研究の観点から農奴制の実態を実証的に明らかにする。
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