『失われた時を求めて』交響する小説 電子書籍版
2640円(税込)
作品内容
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。20世紀を代表する長篇小説『失われた時を求めて』は、超俗的な審美主義者が描いたものではない、とするプルースト論。いくつかのモチーフが音楽のように反復され変奏されつつ語られてゆく。主人公は自らの歌を交響楽のように変奏し、詩と批評とユーモアを含む精神の饗宴の世界に読者を招いていく。読後にも読者にさらに新たな展開を促していこうとしたプルーストと交響する作品を、著者はリアルに読み解いていく。
作品情報
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