監獄行政官僚と明治日本 電子書籍版
4180円(税込)
作品内容
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。明治期の監獄行政官である小河滋次郎(1864~1925)の伝記的研究。日欧の文化接触における諸問題や、統治の思想史的系譜にも目を配りつつ、一人の行政官僚の軌跡を、近代国家による統治と社会における自治とのせめぎ合いの中に描き出す。日本の刑事施設に画期的な改良をもたらした「監獄法」(明治41年)制定への尽力や、救貧・感化・慈善を行う社会事業と行政との共働構想などを論じる好著。
作品情報
作者の関連作品作者の作品一覧
この作品が好きな方はこちらもおすすめ