古楽の終焉 電子書籍版

  • 古楽の終焉 電子書籍版
  • 4180円(税込)

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    作品内容

    過去の音楽をそっくり再現して、どうするのか?なぜ儀式のように音楽を聴かなければならないのか?原典至上主義? ──それは「テクスト・フェティシズム」にすぎないのでは?古楽が追求すべきオーセンティシティとはどこにあるのか?そして、「HIP(歴史的知識にもとづく演奏)」とは何をめざすものなのか? ──フランス・ブリュッヘン率いる18世紀オーケストラなどでオーボエ奏者、リコーダー奏者として活躍したほか、楽器製作や音楽学研究の分野でも多大な実績を残し、2011年に惜しまれつつ世を去った著者が、2007年に発表したThe End of Early Music: A Period Performer’s History of Music for the Twenty-First Century(Oxford University Press)。音楽史のとらえ方を根底から更新し、クラシック音楽家の意識変革をうながし、返す刀で「原典至上主義」に拘泥する古楽演奏にも疑問符を突きつけた同書は、発表と同時に大きな話題を巻き起こした。「HIP(historically-inspired perfomance; historically-informed performance=歴史的知識にもとづく演奏)」と「修辞学的音楽(rhetorical music)」の理想を知り、楽譜に書かれた音楽をただ再現するだけでなく、生命力にあふれたパフォーマンスをおこなうために、すべての音楽家がひもとくべき書、ついに待望の完訳!

作品情報

出版社
アルテスパブリッシング
提供開始日
2023/04/05
ジャンル
ビジネス・実用

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