科学コミュニケーション論の展開 電子書籍版
3960円(税込)
作品内容
東日本大震災、新型コロナウイルスなど、人びとの生活を一変させる出来事が起こる現在、科学コミュニケーションはどのようにあるべきなのか? 科学コミュニケーションの科学論、現場からの実践、そしてその広がりについて、多角的な視点から論じる。【主要目次】はじめに(藤垣裕子)第I部 科学コミュニケーション再訪(理論篇)第1章 「空間人間観」を越えゆくために――欠如モデルの歴史的位置づけ(廣野喜幸)第2章 一般市民の文脈、自然科学者の文脈――文脈モデルの含意(廣野喜幸)第3章 科学コミュニケーションの垂直モデルと水平モデル(廣野喜幸)第4章 科学コミュニケーションのモデル――欠如モデルから垂直モデル/水平モデルへ(内田麻理香)第5章 市民参加における水平モデル(定松 淳)第II部 メディアの現場から(実践・事例篇)第6章 科学コミュニケーションとインターネットコミュニケーション技術・ソーシャルメディア(田中幹人)第7章 科学ジャーナリズム(須田桃子)第8章 テレビ8.1 科学番組制作の実践例(井上智広)8.2 科学コミュニケーションにおけるテレビの位置づけ(佐倉 統)第9章 博物館9.1 科学博物館(小川達也)9.2 科学展示のキュレーショ(洪 恒夫)第10章 サイエンスライティング(渡辺政隆)第11章 科学者・技術者のアウトリーチ11.1 原発事故後のリスクコミュニケーション(鳥居寛之)11.2 メディア・アートと自然科学の連携がもたらす新しい発問の仕掛け(ホアン・マヌエル・カストロ、豊田太郎)第III部 これからの科学コミュニケーション、その広がり(展望篇)第12章 科学コミュニケーションと初等中等教育(大島まり)第13章 ヘルスコミュニケーション(孫 大輔)第14章 ELSIおよびRRIが提起する科学コミュニケーション上の課題(藤垣裕子)おわりに(廣野喜幸)
作品情報
作者の関連作品作者の作品一覧
この作品が好きな方はこちらもおすすめ