ギニア湾の悪魔――キリスト教系新宗教をめぐる情動と憑依の民族誌 電子書籍版

  • ギニア湾の悪魔――キリスト教系新宗教をめぐる情動と憑依の民族誌 電子書籍版
  • 5280円(税込)

    • 本作品について、無料施策・クーポン等の割引施策・PayPayポイント付与の施策を行う予定があります。
      この他にもお得な施策を常時実施中、また、今後も実施予定です。詳しくはこちら

    作品内容

    神と悪魔の憑依は、いかにして現実の〈もの〉になるのか?――苦難を癒し、興隆するアフリカの新宗教。その核心は、モノや情動、環境の中に現れる霊的存在にある。写真や映像、エッセイを交え、霊と呼応する人々の生に迫る、マルチモーダル人類学。❖序章より「悪魔」とは、多くの場合、アフリカの在来の神格や霊的存在、または妖術師である。……人々に憑依してその姿を現し、現実へと介入してくる。その中で人々の身体は、悲鳴を上げ、汗を散らし、目に見えない鞭で打たれ、涙を流す。手足を震わせ、身体を反らして、叫び、倒れ込む。立って走り、暴れつくした後に、床に寝そべり、うめき声を上げる。それは、「人々は悪魔や妖術師を信じている」という記述にはとても収まらない、情動や身体など様々なものが絡まり合う中で起こっている出来事だ。神や悪魔といった人ならざるものたちが、いかに人々の間に立ち現れ、複雑に呼応しながら生が紡がれるのか。本書は、出来事が生起する場を起点として、このような問いを探究していくものである。※本電子書籍にはカラー写真が含まれます。

作品情報

出版社
世界思想社
提供開始日
2023/02/24
ジャンル
ビジネス・実用

作者の関連作品作者の作品一覧

この作品が好きな方はこちらもおすすめ