世界で一番くわしい住宅用植栽 最新版 電子書籍版
3520円(税込)
作品内容
CO2削減や生物多様性など、緑化が必要とされる場面はますます多くなり、戸建ての住宅にあっても緑化申請を課す自治体もでてきています。また、持続可能な開発目標(SDGs)で掲げられている17 の項目のうち、11 の「住み続けられるまちづくりを」、13 の「気候変動に具体的な対策を」、14 の「海の豊かさを守ろう」、15 の「陸の豊かさも守ろう」、の4 つの項目で重要な役目を果たすのが緑地です。小さな住宅でも少しの緑地の積み重ねが重要で、個人でもその取り組みに参加できる可能性があります。「どの植物をどこに配置すればより効果的か」など、建築計画を行うと同時に植栽計画も意識していただくと、デザイン、予算・工程管理がスムーズに行うことができて、植栽はもちろん、建物自体の魅力も確実に上げられます。植物の種類が多様で、暮らしの中にさまざまな植物の季語がある日本ですから、植栽を建物に加えないのはもったいなく、見方を変えれば植栽は緑豊かな日本だからできることです。豊かな緑の街をつくる一歩が住宅の植栽です。本書がその一助になれば幸いです。
作品情報
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