科学2024年11月号 電子書籍版
1760円(税込)
作品内容
月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。【特集】かたちの数理生物学体の多様な対称性はどのように生まれるのか?――動物と植物に共通する理解を求めて……サフィエ エスラ サルペル コウソカベ・北沢美帆・藤本仰一葉の配列様式の数理生物学――非標準パターンから抑制場モデルを再検討する……杉山宗隆・米倉崇晃昆虫の飛翔メカニズムと流れの遷移……飯間信[巻頭エッセイ] マンデルブロは好々爺,それとも偏屈爺?――フラクタルの創始者生誕100年に想う……服部久美子脳がこわれるとどうなるか……七田崇寄生蜂ニホンアソバラコマユバチの宿主飼い殺し戦略の極意……島田裕子・丹羽隆介[チューリング賞2023]アヴィ・ヴィグダーソン氏インタビュー……聞き手=渡辺治ランダム性とは何か?……渡辺治[連載]日常身辺の確率的諸問題9 シャーロック・ホームズは論理的か?……原啓介ナナメから見る物理学7 時間は流れているのだろうか?……村田次郎言語研究者,ユーラシアを彷徨う風に吹かれ波に揺られて――ネギダール語……風間伸次郎3.11以後の科学リテラシー142……牧野淳一郎人間の言語能力とは何か――生成文法からの問い7(最終回) 興味深い「刺激の貧困」論が大舞台で成功を収める……ノバート・ホーンスティン/折田奈甫,藤井友比呂,小野創〈編訳〉〈指定討論1〉「刺激の貧困」議論の新たな可能性……郷路拓也〈指定討論2〉説明できない,を楽しむ……巽智子[科学通信]流行する性格検査MBTI……小塩真司原発立地自治体を狙ったスウェーデンの最終処分場選定……尾松亮地震後に書き加えられた能登半島北岸沖の海底活断層――反射断面による活断層認定の問題……後藤秀昭・鈴木康弘次号予告表紙デザイン=佐藤篤司
作品情報
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