科学2024年8月号 電子書籍版
1760円(税込)
作品内容
月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。【特集】量子力学100年の展開[宇宙]量子と重力の統一──基本法則探究のラスボス……大栗博司宇宙は究極の量子コンピューター?……高柳匡[次の時代へ]光格子時計──量子のエンジニアリングでできた相対論的センサを使う時代へ……香取秀俊量子情報科学ビフォー・アフター……中村泰信電子波のトポロジーからデバイスへ……村上修一[理論の扉]フォン・ノイマンからトポロジカル物性へ……河東泰之熱・統計力学に導かれ量子論に至り,量子論をもとに熱・統計力学を理解する……田崎晴明[変わる世界観]ド・ブロイからエンタングルメント実験までの100年──奇跡の世紀と今後の量子力学……井元信之量子力学的世界観──その不思議な性質と検証の歩み……上田正仁[巻頭エッセイ]未来大人宣言……高津飛鳥がんとは何か──分子からのアプローチ5……野田亮[新連載]言語研究者,ユーラシアを彷徨う1 アルタイ諸言語の研究──フィールドワークの幕開け……風間伸次郎[連載]人間の言語能力とは何か──生成文法からの問い【番外編2】 大規模言語モデルは人間の言語能力の解明に役立つのか?(後編)……瀧川一学・折田奈甫3.11以後の科学リテラシー139……牧野淳一郎日常身辺の確率的諸問題6 ツキは存在するのか?……原啓介[科学通信]乳児は錯視に騙されない……鶴見周摩2024 Japan Prize受賞者功績紹介(資源,エネルギー,環境,社会基盤分野):2人の博士が拓いた現代気象学の基盤……神山翼2024 Japan Prize受賞者功績紹介(医学・薬学分野):核内受容体ファミリーの発見と創薬ビッグバン……吉原栄治次号予告表紙デザイン=佐藤篤司
作品情報
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