科学2023年1月号 電子書籍版
1540円(税込)
作品内容
『科学』は、1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊され総合科学雑誌です。高度な研究成果を専門の枠を超えて紹介するとともに、2001年4月のリニューアル以来、社会と科学の関係を見つめ直すことに焦点をあて、さまざまな立場から問題を掘り下げてお伝えしています。第一線の研究者が自ら執筆し、研究成果を直接社会に還元していることも、本誌の大きな特徴です。東日本大震災に続き、新型コロナウイルス感染症に見舞われるなかで、科学的知見と合理性にもとづいた議論が切実に求められています。科学と社会をつなぐことが本誌の願いです。※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。特集 ロボット学:構成論的手法による人間理解ロボット學の創成と社会工学としてのロボット工学・・・・・・浅田 稔 胎児身体・脳シミュレーションで知能の根源と発達障害の発生要因に迫る・・・・・・國吉康夫柔らかいロボットと体性感覚・・・・・・細田 耕アバターによる仮想化実世界の実現・・・・・・石黒 浩ロボティクスによる神経多様性の理解と支援・・・・・・長井志江ロボットをめぐる法と倫理・・・・・・稲谷龍彦ロボットの身体と深層予測学習・・・・・・尾形哲也人工痛覚が導くロボットの共感・・・・・・浅田 稔[巻頭エッセイ]科学技術の力をすべての人と共有する・・・・・・浅川智恵子嗅覚研究から見える脳のしくみ――匂いが呼び覚ます記憶・・・・・・森 憲作・坂野 仁[新連載]研究者,生活を語る1 海外で4人の子育てをしながら研究をするということ・・・・・・中野亮平[連載]リュウグウのささやきを聴く5 おまけの粒子・・・・・・橘 省吾数学者の思案8 数学研究と英語・・・・・・河東泰之竹取工学物語5 植物が「高さ」を稼ぐための工夫・・・・・・佐藤太裕これは「復興」ですか?70 企業名は個人情報なのか・・・・・・豊田直巳3.11以後の科学リテラシー120・・・・・・牧野淳一郎オープンサイエンス事始め――科学データは誰のものか3 南極をめぐる米国とソ連の攻防(後編)・・・・・・有田正規[科学通信]理化学研究所等での大規模雇い止め問題の背景・・・・・・春日 匠次号予告/お知らせ/訂正2022年総索引
作品情報
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