「おいしい」を経済に変えた男たち 電子書籍版
1584円(税込)
作品内容
非常で残酷な資本主義を生き抜きたいなら、この創業者にたずねよ!いまや300万人が働き、市場規模30兆円を誇る外食産業。それは金融などのように「護送船団方式」で守られた産業とは違い、誰にも守られず、生存競争に明け暮れた剥き出しの資本主義そのものだった!歴史を紐解けば戦後直後の料飲禁止令、農産物の輸入規制と自由化の波、さらには食と安全をめぐるさまざまな問題や、「ブラック」批判など、数々の苦境を乗り越え、生き延びてきたのだ。そんな、これまで戦後日本経済史では見向きもされなかった、「おいしい」を経済にしてきた「50年続く飲食チェーン」を築き上げた6人の異端の外食創業者たちの情熱と苦闘、そして経営術に、長年業界団体で数々の苦難に遭遇してきた業界の生き証人が迫る。【内容】・魚市場の労働者たちの胃袋をつかみ、牛丼を国民食に育て上げた吉野家・松田瑞穂・アメリカに学び、1970年大阪万博で花開いたファミレス全盛期をつくった “外食王”、ロイヤル・江頭匡一・テリヤキバーガーを発明して路地裏の人気店に導いたモス・櫻田慧・「学生のお腹を満たす」一心で給食ととんかつを広げたグリーンハウス・田沼文蔵・地域密着で熱烈な常連客に支えられ、経営危機から復活したハングリータイガー・井上修一・業界最先端の垂直統合で「サイゼはコスパがいい」を勝ち取ったサイゼリヤ・正垣泰彦【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】●本書は、同名の紙媒体の出版物(紙書籍版)を底本として作成しているため、内容は、原則、紙書籍版印刷当時のものとなります。●紙書籍版とは色見が異なる可能性があります。ご購入前に、必ず、電子書籍版のサンプルにて表示状態をご確認ください。
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