象徴としての宗教 多元的現実と科学的世界像をめぐって 電子書籍版

  • 象徴としての宗教 多元的現実と科学的世界像をめぐって 電子書籍版
  • 6380円(税込)

    • 本作品について、無料施策・クーポン等の割引施策・PayPayポイント付与の施策を行う予定があります。
      この他にもお得な施策を常時実施中、また、今後も実施予定です。詳しくはこちら

    作品内容

    【内容紹介・目次・著者略歴】人類が長い歴史の中で、文化や伝統の違いを越えて関心を示し続けた宗教の究極的対象、それは宗教伝統の違いによって異なって表現されてきたが、宗教学的用語で聖なるものとよばれるその対象に人間がどのように関わってきたかを論じる。【目次】はしがき序論宗教現象への接近──その方法論I 宗教現象と客観学1 近代主義のめばえ2 進化論の台頭と宗教学3 客観学の確立に向けて──デュルケームとウェーバー4 宗教研究の類型化──その方法論5 客観学、分類学としての宗教研究に対する問いII 宗教の原初形態をめぐって1 科学的視座と宗教的視座2 宗教現象の原初形態3 宗教的ということ──デュルケームと聖なるもの4 聖の還元主義とその不還元性──ルドルフ・オットーエリアーデの宗教世界I 宗教現象の諸相1 エーリアーデの経歴2 エリアーデ宗教史学3 ヒエロファニーの諸形態──象徴4 聖なる空間5 聖なる時間6 儀礼7  神話の構造8 エリアーデ宗教史学に対する問いII エリアーデ宗教史学の方法論1 還元主義と聖の不還元性2 聖の顕現──象徴の意味とその解読の過程3 エリアーデ宗教史学の方法論的視座──歴史と構造象徴世界と言語I 世界を理解するということ1 神話的世界像とその理解の妥当性──科学的世界像をめぐって2 認識能力とその生成過程3 多元的現実と認識能力の形成過程4 近代科学とその現象学的意味II 宗教の意味世界1 日常的意識の流れとその崩壊──科学・技術社会における宗教的覚醒2 宗教言語の諸相──リクール解釈学をめぐって結語永見 勇1941年 生まれ。社会学者。元名古屋柳城短期大学学長。名古屋工業大学工学部繊維工学科卒業、シカゴ大学大学院で博士号(宗教学)を取得。専門は、宗教社会学。著書に、『了解と価値の社会学』『象徴としての宗教 多元的現実と科学的世界像をめぐって』 『生きがい喪失とケアの哲学 死の意味づけを巡って』『スピリチュアリティといのちの未来―危機の時代における科学と宗教 』(共監修)など、訳書に、ケヴィン・J. ヴァンフーザー 『聖書の物語とリクール哲学』(共訳)S・カイトゥームズ『病いの意味 看護と患者理解のための現象学』などがある。

作品情報

ページ数
287ページ
出版社
講談社/文芸
提供開始日
2022/07/15
ジャンル
ビジネス・実用
連載誌/レーベル
創文社オンデマンド叢書

作者の関連作品作者の作品一覧