朱熹門人集団形成の研究(東洋学叢書) 電子書籍版

  • 朱熹門人集団形成の研究(東洋学叢書) 電子書籍版
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    作品内容

    【内容紹介・目次・著者略歴】中国明清時代の科挙体制の中での体制教学というイメージが強い「朱子学」。歴史的認識に立ち、この学問が「ない」状態から「ある」状態に至った理由と経緯を、朱子の交遊者や門人との思想交渉の現場に戻って探究する試み。【目次】凡例序説第一篇 朱熹思想形成の場 北宋末南宋初の〓北程学第一章 北宋末における程学の展開第一節 程門初伝と二程語録資料第二節 陳淵の思想 北宋末南宋初における道学継承の一様態第二章 南宋初の程学と〓北における朱熹第一節 〓北における朱松と朱熹 程氏語録資料の収集をめぐって第二節 朱熹の「雑学弁」とその周辺第二篇 朱熹門人・交遊者の朱熹思想理解第一章 四十代までの朱熹とその交遊者達第一節 福建における朱熹の初期交遊者達第二節 何鎬と朱熹 福建初期交遊者の朱熹説理解第三節 廖徳明 福建朱熹門人従学の一様態第二章 乾道・淳煕の学 地域講学と広域講学第一節 乾道・淳煕における士大夫思想交流第二節 朱熹・呂祖謙講学論第三節 浙東陸門袁燮と朱熹第三章 五、六十代の朱熹とその門人、交遊者達第一節 朱熹五、六十代の門人、交遊者達第二節 呂祖倹と朱熹 朱熹広域講学の展開第三節 陳文蔚における朱熹学説の受容第四節 朱熹祭祀感格説における「理」 朱門における朱熹思想理解の一様態第五節 朱熹晩年の朱門における正統意識の萌芽 呂祖倹と朱熹・朱門の講学を事例として結びにあとがき市來 津由彦1951年生まれ。中国思想研究者。二松学舎大学教授。東北大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学(中国学専攻)。文学博士(大阪市立大学)。著書に、『朱熹門人集団形成の研究』などがある。

作品情報

ページ数
579ページ
出版社
講談社/文芸
提供開始日
2022/07/15
ジャンル
ビジネス・実用
連載誌/レーベル
創文社オンデマンド叢書

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