宇宙食になったサバ缶 電子書籍版
1485円(税込)
作品内容
宇宙食をつくった高校生たちの探究リレー。「ジューシーなお魚。しょうゆもしっかり染みていておいしいです!」2020年11月、野口聡一宇宙飛行士が宇宙からYouTubeで食レポを配信したのは、高校生たちが開発した宇宙食のサバ缶だった。本書は、JAXA認証宇宙日本食「サバ醤油味付け缶詰」をつくった福井県立若狭高校の生徒たちの、山あり谷ありの14年の軌跡を取材したノンフィクション児童書。それは、地元の名産「サバの缶詰」を宇宙食に、という生徒の一言から始まった。でも、宇宙で食べたくなる味って?行ったことのない宇宙での「正解」は、先生だって知らない。そんな宇宙食開発で大切なことは、宇宙飛行士の体と心によりそうことだった・・・・・・。どうにもならない困難にたびたび直面しつつも、「探究」のワクワクを原動力に、疑問に思ったことを調べてみる、仮説を立ててやってみる、結果を観察し記録する。先輩から後輩へと「探究」のバトンが受け継がれ、ついに夢をかなえた実話です。そのほか、JAXA認証宇宙日本食のメニュー一覧や、宇宙での食事や健康にまつわる5つのコラムも収録。まるごと一冊、宇宙食の本です。※この作品は一部カラーが含まれます。
作品情報
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