恋終わりの雨が7の日に降る確率 電子書籍版
704円(税込)
作品内容
ある日を境に、夢で“視点”を共有しはじめた玲人と奏空。その不思議な現象が、古来伝わる「恋姫伝説」と関係しているらしいと知った二人は――。短冊への願いが巻き起こす、一途で無謀な七夕ロマン。【神映湖の恋姫伝説】およそ千年も昔、とある村に愛し合う男と女がいた。しかしイジワルな天の神様がお告げをする。『男は別の娘と結ばれるのが相応しい』と。奇しくもその日は七月七日――七夕の日だった。愛する人と引き裂かれた娘は、このような運命の者は自分で最後だと、人々の恋を助けるようになる。そして娘はいつしか恋の神様、「恋姫」と呼ばれるようになっていったのであった。
作品情報
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