「正しさ」の商人 情報災害を広める風評加害者は誰か 電子書籍版

  • 「正しさ」の商人 情報災害を広める風評加害者は誰か 電子書籍版
  • 1782円(税込)

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    作品内容

    事実に基づかない「不安と怒り」が社会を扇動する。デマ、フェイクニュース、流言蜚語利益を享受するために「まがいものの正しさ」を撒き散らす奴らの正体とは――。「3.11後の福島」で被災と「風評」の地獄を見た著者が生々しい実体験と共にこの国に蔓延する「正しさ」の嘘を斬る。東電原発事故トリチウム処理水新型コロナウイルスHPVワクチン…恐ろしいのは危機の本体だけではない。不安と怒りを煽る「情報」が巻き起こす「情報災害」そしてそれを広げていく「風評加害」だ。『現代ビジネス』『SYNODOS』『正論』など福島在住のジャーナリストが問う言論界が注目する、初の著書刊行!</b><目次>はじめに第1章 「情報災害」とは何かメディアが「引き金」を引いたデマや流言、風評は何故発生するのか「神が去った」時代を迎えた社会「情報過多」は「情報不足」と同じ「寝た子は起こすな論」活動家がデマや差別を再生産する「嘘も百回言えば真実となる」…ほか第2章 複合的「情報災害」と福島コロナ禍における「情報災害」とデマ隠蔽、陰謀……テレビ報道による扇動福島のトリチウムだけが害悪視活動家の「反対」は何のため、誰のためか福島と水俣の共通点としての「情報災害」韓国の外交カードとしての風評扇動陰に埋もれた「避難するリスク」「ゼロリスク志向」が生み出す別のリスクプロパガンダとしての「風評加害」…他コラム:「迷信」が差別を引き起こした例第3章 印象操作という「引き金」「ほのめかし」報道は何を狙うのか脱原発学習会報告「福島はレントゲン室と同じ」差別が原因で福島空港発便がキャンセル次世代への被曝影響を誤解させる記事…他第4章 「情報災害」を記録するということ福島を巡る言説は現場の声と乖離していた「フクシマ」は忘却されるのか、消費されるのか地域の「尊厳の喪失」から立ち上がるために…他コラム:放置しても「情報災害」は広がる第5章 「情報災害」と、その後「情報災害」の長期的な影響を知る「浜焼き文化」復活の軌跡――相馬風評加害と闘った生産者たちの11年――南相馬ホッキメシと私の故郷――双葉郡…他終章 教訓は生かされるのかマスメディアが「加害」に加担する構図元首相5人が世界に放った独善の「正しさ」「間違いの可能性」を含んで情報を伝える必要…他おわりに

作品情報

出版社
徳間書店
提供開始日
2022/03/18
ジャンル
ビジネス・実用

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