近代表記の揺籃 電子書籍版

  • 近代表記の揺籃 電子書籍版
  • 4180円(税込)

    • 本作品について、無料施策・クーポン等の割引施策・PayPayポイント付与の施策を行う予定があります。
      この他にもお得な施策を常時実施中、また、今後も実施予定です。詳しくはこちら

    作品内容

    本格的な言文一致体で初めて書かれた小説と評価され、近代文学史的にも近代日本語史的にも、重要な作品・資料として位置付けられてきた二葉亭四迷の『新編浮雲』。しかし、「文字や記号がどのように使われているか」といった表記上の工夫やその意図に関しては、これまで詳しく記述されることがなかった。本書では、『新編浮雲』における「文体改革」が「表記改革」であったことを主張し、改めて表記への注目を呼びかけている。「漢字」「平仮名」「句読点」「括弧記号」など、項目ごとにその使われ方を細かく分析。その新旧入り混じった、まさに「近代表記の揺籃」と言える劇的な様相を読み取っていく。

作品情報

出版社
笠間書院
提供開始日
2022/02/28
ジャンル
文芸

作者の関連作品作者の作品一覧