絶対王政期イングランド法制史抄説 電子書籍版
7480円(税込)
作品内容
【内容紹介・目次・著者略歴】「ローマ法継受の可能性とコモン・ローの近代化」という論点を視座の中心に据え、絶対王政期イングランドの法制度・法思想を見事に描く。【目次より】:序目次第一篇 陪審制と職権的糾問手続への史的岐路 英米法と大陸法についての―つの覚え書一 はじめに二 英仏における古来の訴訟手続三 イングランドにおける判決陪審の採用四 フランスにおける職権的糾問手続の採用五 むすびにかえて第二篇 「イングランド法とルネサンス」考 イングランドにおけるローマ法継受の可能性とコモン・ローの近代化一 はじめに二 メイトランド説とその批判三 メイトランド批判学説の吟味四 むすびにかえて イングランド法の近代化第三篇 請願裁判所素描 絶対王政期イングランドにおける「貧者のための裁判所」一 はじめに二 起源三 構成 四 訴訟手続五 管轄六 他裁判所との関係七 衰減第四篇 刑罰制定法上の略式起訴と職業的略式起訴者 絶対王政期イングランド刑事司法の一局面一 はじめに二 略式起訴の刑事訴訟法上の位置づけ三 刑罰制定法及びそれに基づく略式起訴についての小史四 略式起訴に基づく手続五 職業的略式起訴者六 職業的略式起訴者の規制と改革七 まとめ第五篇 絶対王政期イングランドにおける答弁取引 アサイズ裁判における刑事司法の一面一 はじめに二 基礎的事実三 答弁取引の概念四 アサイズ裁判における刑事訴訟五 答弁取引の出現六 答弁取引出現の理由付篇 シェイクスピア時代のインズ・オヴ・コート 貴紳子弟教育機関としての※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。小山 貞夫1936年生まれ。法学者。東北大学名誉教授。専門は、西洋法制史。東北大学法学部卒業。法学博士。著書に、『イングランド法の形成と近代的変容』『絶対王政期イングランド法制史抄説』『増補版 中世イギリスの地方行政』『英米法律語辞典 Koyama’s Dictionary of Anglo-American Legal Terminology』など、訳書に、フレデリック・メイトランド『イギリスの初期議会』ジョン・ハミルトン・ベイカー『イングランド法制史概説』フレデリック・メイトランド 他『イングランド法とルネサンス』フレデリック・メイトランド『イングランド憲法史』スタンリー・バートラム・クライムズ『中世イングランド行政史概説』ラウル・ジャール・ヴァン・カネヘム『裁判官・立法者・大学教授』などがある。
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