老子傳説の研究(東洋学叢書) 電子書籍版
8855円(税込)
作品内容
【内容紹介・目次・著者略歴】老子思想の宗教的展開を道徳経の注解と老子伝承との両面から考察し、中国文化の基層をなす道教思想の形成に光を当てた意欲作。【目次より】再版に当って緒言凡例前篇 老子河上公注の研究序章 先人の研究と私見第一章 老子河上公注の二側面序第一節 道家の養生説第二節 道家思想と河上公注第三節 道家的養生と道教的養生第二章 河上公注の特殊相序第一節 六章注と五蔵神説第二節 五十九章注と『國身同也』説第三節 治國・治身並記の注解第三章 河上公注の成立序第一節 六朝隋唐初の資料から見た河上公注第二節 現行本の成立第三節 原本河上公注結語第四章 河上公説話の形成序第一節 河上公説話の構成第二節 道教の不敬王者論第三節 河上公説話と不敬王者論余論第五章 老子節解考序第一節 流伝の状況第二節 節解の佚文第三節 節解の思想第四節 節解の成立第五節 節解と河上公注結語附 老子内解考第六章 老子想爾注考序第一節 想爾注と想爾戒第二節 世間偽伎の意義第三節 想爾注と河上公注後篇 老君伝の研究序章 展望と論点第一章 老子神化の発祥序第一節 邊韶の老子銘第二節 王阜の聖母碑第三節 老子変化経第四節 老子神化の諸相第二章 歴代化現説考第三章 老君伝とその年代第四章 函関における老君と尹喜 太上混元真録を中心として序第一節 去周入関の物語第二節 道徳経及び節解伝授の物語第三節 西昇経と老君昇天の物語結語第五章 青羊肆説話の検討第六章 化胡説話の諸相序第一節 〓賓王教化の物語第二節 于〓國説法の物語第三節 化胡説話の推移結語あとがき※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。楠山 春樹1922年生まれ。中国古典研究者。早稲田大学名誉教授。早稲田大学文学部東洋哲学科卒業。文学博士。著書に、『老子伝説の研究』『老子 柔よく剛を制す』『老子入門』『淮南子』『道家思想と道教』『老子の人と思想』『「老子」を読む』『老子のことば』などがある。
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