中国家族法の原理 電子書籍版

  • 中国家族法の原理 電子書籍版
  • 10450円(税込)

    • 本作品について、無料施策・クーポン等の割引施策・PayPayポイント付与の施策を行う予定があります。
      この他にもお得な施策を常時実施中、また、今後も実施予定です。詳しくはこちら

    作品内容

    【内容紹介・目次・著者略歴】秦漢時代から清末までの家族のあり方を法理論的・体系的に把握し、中国家族法について明晰、堅実かつ全体的なイメージを提供する労作。日本学士院賞受賞。【目次より】目次省略記号序説第一章 基本的諸概念第一節 親族について一 宗族と外姻 二 同姓不婚、異姓不養第二節 家について一 「家」の語義 二 中国の家と日本の家 三 同居共財と家産分割(分家)第三節 相続について一 承継 二 承受 三 父子一体、夫妻一体第二章 家の法律的構造第一節 家父長型の家 直系親の同居共財一問題の所在 二家産の処分をめぐる父の権能 三 家産の分割をめぐる父の権能 四 父の権能の制約 五 理論的総括第二節 複合型の家 傍系親の同居共財一 兄弟同居の家における家産の処分 二 兄弟同居の家における家産の分割 三 おじおい・いとこ同居の家第三節 生前に家産分割を行った父と子の関係一 法律関係 二 日常生活の様式第四節 家務の管理 「家長」と「当家」第三章 実子なき者をめぐる諸問題第一節 擬制による承継人 「嗣子」一 嗣子となりうる適格者 二 嗣子の選定 立嗣 三 嗣子の地位第二節 未成年死亡者第三節 承継人の不存在 「戸絶」第四章 婦女の地位第一節 妻一 子なき寡妻の地位 二 寡婦の改嫁 三 母子同居の家第二節 未婚女子第三節 宗への所属関係一 女性と祭祀 二 結婚と離婚第五章 家族員の特有財産一 官俸その他格別な動労所得 二 妻の持参財産その他無償で取得せられた財産 三 婦女の個人財産 四 まとめ 特有財産の相続第六章 不正規な家族員第一節 妾第二節 義子一 乞養 二 随母改嫁第三節 招壻と招夫一 招壻(贅壻) 二 招夫(接脚夫)主要な参考文献※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。滋賀 秀三1921~2008年。法学者(東洋法制史)。東京大学名誉教授。東京帝国大学卒。法学博士。著書に、『中国家族法論』『中国家族法の原理』『清代中国の法と裁判』『中国法制史』(編著)『中国法制史論集』『続・清代中国の法と裁判』など、訳書に、国際社会問題研究協会編『社会綱領』(共訳)などがある。

作品情報

ページ数
669ページ
出版社
講談社/文芸
提供開始日
2022/02/25
ジャンル
ビジネス・実用
連載誌/レーベル
創文社オンデマンド叢書

作者の関連作品作者の作品一覧