宗教経験の哲学 浄土教世界の解明 電子書籍版

  • 宗教経験の哲学 浄土教世界の解明 電子書籍版
  • 6435円(税込)

    • 本作品について、無料施策・クーポン等の割引施策・PayPayポイント付与の施策を行う予定があります。
      この他にもお得な施策を常時実施中、また、今後も実施予定です。詳しくはこちら

    作品内容

    【内容紹介・目次・著者略歴】浄土教が内包するメッセージを我々が救済され得る仕方で読み解き浄土世界のリアリティを提示。日本宗教学会賞受賞。【目次より】目次第一章 宗教哲学の可能性1 宗教哲学の課題1) 宗教哲学の成立と歴史2) 宗教哲学が内包する問題3) 現代の宗教的状況2 宗教経験の現象学的研究1) 宗教経験と現象学2) 宗教現象学と比較3) 宗教経験における比較 その一4) 宗教経験における比較 その二5) 文化の比較と宗教の比較6) 宗教哲学の視界第二章 宗教における個体性と普遍性1 師への崇敬1) 弥陀の顕現2) 対決と帰依3) 化身4) 崇敬5) 「阿弥陀仏」の指し示すもの 2 原罪と如来蔵1) キェルケゴールの「単独者」2) 原罪3) 如来蔵4) 普遍性の哲学的追究5) 宗教における普遍性第三章 言葉と宗教経 名号の場合1) 「名号」について2) 称名について3) 宗教経験の三段階、第一の段階4) 第二の段階5) 第三の段階6) 名号の射程第四章 非僧非俗1) 愚禿親鸞2) 釈尊の出家3) 出家 住むことを出る4) 行と出家5) 親鸞の非僧非俗6) 住むことの閉塞第五章 悪と救済1 阿闍世王の物語をめぐって1) 阿闍世の悪と道徳2) 悔恨3) 阿闍世の悔恨4) 善悪と無常5) 地獄への有2 『歎異抄』第十三条をめぐって1) ひと千人殺してんや2) この身の器量3) 業縁4) 往生への希求5) 殺人6) 千人の殺人第六章 浄土 救済する世界1 世界の死1) 浄土と死2) 他者の死による悲嘆と衝撃3) 事実として起こる他者の死4) 他者の死の経験の指し示すもの その一5) 他者の死の経験の指し示すもの その二6) 死の世界性2 世界の救済1) 浄土2) 救済世界の建立3) 他力と菩提心4) 救済の時間的構5) 他者を喪った悲しみと救い6) 無量光明土の射程註(第一章 第六章)あとがき※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。氣多 雅子1953年生まれ。宗教学者、哲学者。京都大学名誉教授。専門は宗教哲学。博士(文学)。京都大学文学部哲学科 卒業著書に、『宗教経験の哲学』『ニヒリズムの思索』『西田幾多郎『善の研究』 (哲学書概説シリーズ) 『西田幾多郎 生成する論理 生死をめぐる哲学』などがある。

作品情報

ページ数
303ページ
出版社
講談社/文芸
提供開始日
2022/02/25
ジャンル
ビジネス・実用
連載誌/レーベル
創文社オンデマンド叢書

作者の関連作品作者の作品一覧