マイスター・エックハルト研究 思惟のトリアーデ構造esse・creatio・generatio論 電子書籍版

  • マイスター・エックハルト研究 思惟のトリアーデ構造esse・creatio・generatio論 電子書籍版
  • 8855円(税込)

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    作品内容

    【内容紹介・目次・著者略歴】エックハルトの思惟に見られるある独自な構造に着目し、この構造解釈がエックハルトの思想の全体的眺望を獲得するのに有効な解釈地平であると理解した上で、個々の問題領域、個別テーマへ進んでいく。全く新たな視座から思想の全体的眺望を獲得した画期的業績。【目次より】序にかえてテキストと略称第一章 存在(esse)をめぐる思惟1 『三部作への全般的序文』におけるエッセ理解2 『パリ討論集』におけるエッセ理解3 『出エジプト記註解』におけるエッセ理解4 『創世記註解』におけるエッセ理解第二章 神と被造物のエッセをめぐるアナロギア論1 問題の所在2 否定神学とその克服3 アナロギアの類型4 『集会の書に関する説教と講義』におけるアナロギア理解5 結論第三章 創造(creatio)をめぐる思惟1 問題の所在2 神と知性認識の同一3 エッセに対する知性認識の優位4 三種の言葉、ロゴスによる創造第四章 誕生(generatio)をめぐる思惟1 問題の所在2 受肉(incarnatio)と人性(natura humana)3 魂の内における神の誕生4 離脱と神性第五章 救済論的一(unum) の通景1 プロティノスの一者論(Henologie)とエックハルトの神論(Theologie)2 一者(unum)神論における三つのアスペクト3 「一(unum)である限りの一(unum)」の観点4 「区別なきもの(indistinctum)としての一(unum)」の観点5 「否定の否定(negatio negationis)としての一(unum)の観点註あとがき文献目録※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。田島 照久1947年生まれ。早稲田大学文化構想学部名誉教授。宗教学者。専門は、宗教哲学、宗教民俗学。早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。文学博士。ドイツ・フライブルク大学大学院哲学研究科修士課程修了。著書に、『マイスター・エックハルト研究 思惟のトリアーデ構造 esse・creatio・generatio論』など、訳書に、マイスター・エックハルト『エックハルト説教集』ヨハネス・タウラー『タウラー説教集』などがある。

作品情報

ページ数
443ページ
出版社
講談社/文芸
提供開始日
2022/02/25
ジャンル
ビジネス・実用
連載誌/レーベル
創文社オンデマンド叢書

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