キルケゴールとその思想風土 北欧ロマンティークと敬虔主義 電子書籍版
7590円(税込)
作品内容
【内容紹介・目次・著者略歴】デンマーク語文献を駆使し、北欧の二大思想潮流から初めて光を当てた力作。日本宗教学会賞受賞。【目次より】凡例略記号表序論第一部 デンマークロマンティークとデンマーク敬虔主義第一章 「ロマンティーク」概念について第一節 訳語をめぐる混乱第二節 フリードリッヒ・シュレーゲルの用語法第三節 「ロマンティーク」という言葉の由来とノヴァーリスの用語法第四節 まとめ第二章 デンマークロマンティーク第一節 「デンマークロマンティーク」概念について第二節 ヘンリック・スティフェンス第三節 アダム・ゴットゥロープ・エーレンスレーァ第四節 ニコライ・フレゼリク・セヴェーリン・グルントヴィ第五節 まとめ第三章 デンマーク敬虔主義第一節 キリスト教の歴史的受容におけるひとつの問題第二節 ハンス・アドルフ・c第三節 まとめ第二部 キルケゴールにおける北欧ロマンティークと敬虔主義第一章 予備的考察第一節 従来の代表的方法について第二節 概念史的研究方法第二章 「自然」理解について第一節 初期キルケゴールにおける自然理解の諸特徴第二節 自然描写における諸特徴第三節 自然認識 自然における神の顕現をめぐる理解の変容第四節 自然科学第五節 自然の構造第三章 「予感」概念の展開第一節 「予感」の構造と「気分」の構造第二節 「予感」の救済的性格第四章 「建徳」概念の展開第一節 「建徳」概念の背景第二節 「建徳的なもの」第五章 まとめ第三部 キルケゴール思想の原理第一章 「呼称作用」(呼びかけ)第一節 呼格第二節 力動性第三節 永遠なものそれ自体における分離第二章 卑賎(低さ)第一節 聖書に対する態度第二節 「卑賎」の構造第三章 隠喩と神話性第一節 隠喩第二節 神を語ることあとがき註キルケゴールの著作活動における二重性文献目録欧文目次※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。中里 巧東洋大学教授。
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