神学大全35・36 第III部 第38問題~第45問題 電子書籍版
50%OFF
5720円(税込)
2860円(税込)
作品内容
【内容紹介・目次・著者略歴】13世紀、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻からなる中世キリスト教神学の金字塔。第III部第38問題~第45問題を収録。キリスト教に関わる事柄を初学者のために論述した、西洋中世思想を代表する必読文献。本巻は、先の第一~十五問題において行われた、受肉の神秘そのものについての神学的探究によって理解された事柄を、言語哲学、論理学、認識論および存在論的な視点から解明し、神と人間とを結びつける仲介者キリストの考察をもって閉じられる。知的探究を徹底させた信仰者トマスによる神学的キリスト論。【目次より】まえがき第三十八問題 ヨハネの洗礼について第一項 ヨハネが洗礼を授けることは適当であったか ~ 第六項 ヨハネの洗礼を授けられた人々はキリストの洗礼を授けられるべきであったか第三十九問題 キリストの受洗第一項 キリストに洗礼が授けられることは適当であったか ~ 第八項 キリストが洗礼を受けたとき、御子を証しする御父の声が聞こえたのは適当であったか第四十問題 キリストの生活・交際の在り方について第一項 キリストが人々と交際したのは適当であったか ~ 第四項 キリストは律法にしたがって生活したか第四十一問題 キリストの試みについて第一項 キリストが試みられることは適当であったか ~ 第四項 試みの仕方と順序は適当であったか第四十二問題 キリストの教えについて第一項 キリストはユダヤ人たちのみでなく、異邦人にも宣教すべきであったか ~ 第四項 キリストは自らの教えを書物で伝えるべきであったか第四十三問題 キリストの奇跡 総論第一項 キリストは諸々の奇跡を行うべきであったか ~ 第四項 キリストが行った奇跡は彼の神性を明示するのに十分であったか第四十四問題 奇跡のそれぞれの種類について第一項 キリストが霊的実体に関して行った奇跡は適当なものであったか ~ 第四項 キリストは非理性的被造物に関して奇跡を適当に行ったか第四十五問題 キリストの変容について第一項 キリストが変容することは適当であったか ~ 第四項 「これはわが愛する子である」と告げる御父の声の証言は適当に加えられたか訳者注解説 イエスの公生活 洗礼から変容まで※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。トマス・アクィナス1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
作品情報
同シリーズ
作者の関連作品作者の作品一覧