解釈学的神学 哲学的神学への試み 電子書籍版
7095円(税込)
作品内容
【内容紹介・目次・著者略歴】哲学的神学を作り上げるために、啓示と理性、神学と哲学、主観と客観を超える新しい「哲学的神学」を提唱する重要な作品。【目次より】序説第一部 神学の閉鎖性と非閉鎖性第一章 近代神学の閉鎖性 古い史的イエスの探究一 合理主義二 古自由主義神学三 新自由主義神学四 歴史理解について第二章 弁証法神学の閉鎖性一 カール・バルト二 ポール・ティリッヒ三 ルドルフ・ブルトマン第三章 非閉鎖的キリスト理解の試み 新しい史的イエスの探究一 新しい史的イエス探究への右翼的接近と左翼的接近二 ブルトマン後時代の神学者たち(イ) エルンスト・ケーゼマン(ロ) エルンスト・フックス(ハ) ギュンター・ボルンカム(ニ) ヘルベルト・ブラウン(ホ) ハンス・コンツェルマン(ヘ) J・M・ロビンソン(ト) ゲルハルト・エーベリンク(ト) 八木誠一三 批判に対するブルトマンの答え第二部 解釈学的神学第四章 解釈学と神学一 下から上への解釈学 シュライエルマッハー、ディルタイ、ブルトマン二 上から下への解釈学 前期のハイデッガー、バルト、パンネンベルク三 出来事としての解釈学 ハイデッガーの言葉理解一 前期のハイデッガーに於ける言葉二 ハイデッガーの転回三 後期のハイデッガーに於ける言葉(イ) 存在と解釈学(ロ) 存在の呼び声としての言葉(ハ) 非本来的言葉と言葉の体験第五章 解釈学的キリスト論一 言葉の出来事としてのイエスの譬え一 イエスの信仰と言葉の出来事(イ) 言葉の出来事とは何か(ロ) イエスと言葉の出来事(ハ) ブルトマンと言葉の出来事二 イエスの譬え(イ) 譬えの文体論的分析(ロ) 譬えの呼びかけ二 非閉鎖的キリスト論一 イエスとキリスト二 イエスと「私自身」第六章 解釈学的神学と神一 問題の所在二 方法論 存在と神三 種々の試み四 神と無結語あとがき※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。小田垣 雅也1929年生まれ。青山学院大学、ドルー大学卒。日本基督教団補教師、国立音楽大学元教授。哲学博士。著書に『解釈学的神学』『知られざる神に』『哲学的神学』『現代思想の中の神』『神学散歩』『ロマンティシズムと現代神学』『四季のパンセ』、学術文庫に『現代のキリスト教』など多数。訳書に『神への誠実』『文化史の中のイエス』などがある。
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