kotoba 2025年冬号 電子書籍版
1394円(税込)
作品内容
特集いい歌詞とは何か「歌は世に連れ、世は歌に連れ」古い決まり文句ですが、人に愛される歌が世の中に影響を与える。もちろん歌詞も描く対象や、その描き方は変化し、「いい歌詞」も変わっていきます。しゃべり言葉や書き言葉と歌詞で何が違うのか? AIが書いた歌詞に人は感動するのか? 歌詞の好き嫌いはどこから生まれるものなのか?いい歌詞についての研究を試みます。Part1 いい歌詞とは何か高橋源一郎 中島みゆき、うたことば松山 猛 作詞家が考えていること 考えてきたこと町山智浩 マーダー・バラッドの文学嶋 浩一郎 いい歌詞は送り手と聞き手の「共犯関係」にありPart 2 歌詞の言葉が持つ力木石 岳 歌詞の響きとは何か――音声詞学入門彌勒忠史 クラシック、華麗なる“替え曲”の世界町田麻子 輸入ミュージカル 訳詞の妙技澄川龍一 アニメソングの歌詞 昭和、平成、令和の変遷をたどる田家秀樹×スージー鈴木 J―POPのコトバを変えた歌Part 3 広がり続ける歌詞の世界磯部 涼 「ブリンバンバンボン」から考える ニッポンのラップとパンチライン鈴木慶一×鈴木博文 ムーンライダーズと日本語ロックの歌詞前川仁之 郷土歌謡の聖地探訪 スペイン、ポルトガル、沖縄、そして渡良瀬川友清 哲 歌詞を絵本にするインタビュー福岡伸一 遺伝の世界がAIで変わる対談ピーター・バラカン×坂井邦嘉 生成AIは言葉を、音楽を、人間を、どう変えるのか対談高橋秀実×牟田都子 誰もが発信できる時代だからこそ、「校正」が必要連載大岡 玲 写真を読む山下裕二 美を凝視する石戸 諭 21世紀のノンフィクション論大野和基 未来を見る人橋本幸士 物理学者のすごい日記宇都宮徹壱 法獣医教室の事件簿嬉野雅道 だから僕らは出会わなければならないのです。鵜飼秀徳 ルポ 寺院消滅――コロナ後の危機赤川 学 なぜ人は猫を飼うのか?阿川佐和子 吾も老の花木村英昭 月報を読む 世界における原発の現在木村元彦 言葉を持つ小松由佳 人間がいない土地おほしんたろう おほことばkotobaの森著者インタビュー 小澤デシルバ慈子 孤独社会 現代日本の〈つながり〉と〈孤立〉の人類学マーク・ピーターセン 英語で考えるコトバ大村次郷 悠久のコトバ吉川浩満 問う人町山智浩 映画の台詞
作品情報
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