きずなの兄弟と鎌倉殿 曽我物語 電子書籍版
710円(税込)
作品内容
強いきずなで結ばれた兄弟の生きざまを描く「曽我物語」 二人と鎌倉殿(源頼朝)の間には、深い因縁があった―― 父親・河津三郎を殺された幼い兄弟は、母と義父の曽我太郎のもとで、将来のかたき討ちを誓って成長する。しかし、世の中は平家から源氏の世へと変わり、かたきの工藤祐経は、鎌倉殿(源頼朝)の御家人となって取り立てられていた。先のない人生とわかっていながら、舞姫の虎と恋に落ちる兄・曽我十郎。すべての楽しみを断って、まっすぐに目的を果たそうとする弟・曽我五郎。正反対の二人は、互いを信じ、励まし合いながら、かたき討ちの機会をねらっていた。そして、建久4年(1193年)。兄弟は、頼朝が富士で行った巻狩りにまぎれこむ。<小学校上級から大人まで・すべての漢字にふりがなつき>
作品情報
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