精神療法 Vol.49 No.6 電子書籍版
2420円(税込)
作品内容
総合精神療法専門誌! ●[巻頭言]●チャットGPT――対話できる時代がやってきた 内村英幸●[特集]●認知行動療法における「認知」と「行動」を再考する●CBTの歴史にみる「認知」と「行動」 中尾智博●認知療法・行動療法それぞれの立場における「認知」と「行動」行動療法における「認知」と「行動」 坂野雄二●Beckの認知療法における認知と行動 藤澤大介●各疾患・問題のCBTにおける「認知」と「行動」●不安症および不安関連障害のCBTにおける「認知」と「行動」を再考する 鈴木伸一●強迫症の行動療法における「認知」について 飯倉康郎●うつ病に特徴的な認知や行動と認知行動モデル 野上和香・中川敦夫●浮気で危機が生じた夫婦を援助する――浮気を「関係性のトラウマ」という観点で再定義する 中村伸一・日下華奈子●第3世代CBTにおける「認知」と「行動」●行動活性化療法 神人 蘭・高垣耕企・岡本泰昌●弁証法的行動療法(DBT) 渋谷直史●アクセプタンス&コミットメント・セラピー――「行動」としての「認知」,「行動」に影響を与える「認知」との付き合い方 嶋 大樹・熊野宏昭●[エッセイ]●認知,行動,そして感覚(感情)も再考する 原田誠一・神田橋條治・岸本寛史●Aaron BeckとCBTの未来 大野 裕●身体に根ざした「認知」と「行動」――森田療法家の視点から 中村 敬●精神分析から「認知」と「行動」について考える 妙木浩之●二重プロセス理論からみるマインドフルネス認知療法における意識化(気づき) 佐渡充洋●認知行動療法はオクシモロンである,賢い単細胞のように 原井宏明●[連載]●連載動機づけ面接を始める・続ける・広げる 最終回 翻訳業・通訳業から学んだこと 原井宏明●発達障害のいまとその先に向きあう――二次障害への心理的支援 最終回 自己決定と選択を支援するために 井上雅彦●古典症例に学ぶ 第11回 下坂の症例・伊佐代――本邦Anorexia nervosa古典例の人生80年 高柳 功●精神科診療の見立てと精神療法を,改めて考えてみよう 第5回 シャルコーとその時代(4)――18世紀末~19世紀半ばのフランス精神医学(中) 原田誠一・神田橋條治・中尾智博・高木俊介・岸本寛史・滝上紘之・八木剛平●[書評]●笠井清登責任編集,熊谷晋一郎,宮本有紀,東畑開人,熊倉陽介編著『こころの支援と社会モデル―トラウマインフォームドケア・組織変革・共同創造』 福山和女●太田敏男著『精神科診療のヒント―先輩が後輩に語る』 安西信雄●大塚公一郎著『病いのレジリアンス―ナラティヴにおける虚偽主題』 林 直樹●佐々木大樹著『暴力を手放す―児童虐待・性加害・家庭内暴力へのアプローチ』 宮崎 崇●ローレル・パーネル著『レジリエンスを活性化する タッピング・イン―トラウマケアの定番EMDR生まれのセルフケア』 田中理香●手塚千惠子著『社会のストレスとこころ―パーソナリティ障害と集団ダイナミクス』 関 百合●竹島正,森茂起,中村江里編『戦争と文化的トラウマ―日本における第二次世界大戦の長期的影響』 原田誠一●岡本浩一・小林能成・長谷川明弘編『自分を整えるブリーフサイコセラピー―瞑想法、NLP、臨床動作法、バイオフィードバック』 田中ひな子●マーティン・トーゴフ著『ジャズとビートの黙示録―人種,ドラッグ,アメリカ文化』 山中康裕●メイヴィス・サイ,ロバート・J.コーレンバーグ,ジョナサン・W.カンター,ガレス・I.ホルマン,メアリー・プラマー・ラウドン著『機能分析心理療法:臨床家のためのガイドブック』 嶋田洋徳●モニカ・ウォーライン,ジェイン・ダットン著『職場にコンパッションを目覚めさせる―人と組織を高める静穏なパワー』 石村郁夫●岩壁 茂,遠藤利彦,黒木俊秀,中嶋義文,中村知靖,橋本和明,増沢 高,村瀬嘉代子編『臨床心理学スタンダードテキスト』 神庭重信●羽藤邦利著『自殺防止の手引き―誰もが自殺防止の強力な命の門番になるために』 広瀬徹也●〈映画評〉●怪物 山中康裕●[患者から学ぶ]●性的マイノリティの患者さんの精神療法を通じて学んだこと 樋之口潤一郎●[Review of Books Abroad]●Takayuki Kinugasa : Psychoanalysis and Analytic Psychotherapy in Japan 浅田 護●[海外文献抄録]●小川豊昭,他●[学会の印象]●第10回世界認知・行動療法会議 石川信一●第119回日本精神神経学会学術総会 林 公輔●韓国・日本・台湾家族療法ケースカンファレンス 田村 毅●[てらぺいあ]●ともに学ぶ居場所 高 宜良●[かたるしす] 北西憲二
作品情報
同シリーズ
作者の関連作品作者の作品一覧