かぞえきれない星の、その次の星 電子書籍版
1870円(税込)
作品内容
さみしさは消えない。でも、希望は、あるかぞえきれないものを、ときどき見たほうがいい。ぼくたちは皆、また間違えてしまうかもしれないから――感染症がひろがり休校になってしまった春、子どもたちのためにこいのぼりが企んだのは……。「こいのぼりのナイショの仕事」「こいのぼりのサイショの仕事」大切で大好きな相手であればあるほどいまは会えない。父と娘は、画面越しで会話する。「天の川の両岸」ミックスルーツのリナはお母さんと二人暮らし。「日本人らしい」っていったい何だろう――。「コスモス」「星のかけらには、さみしさが埋まってる」夜空にちりばめた、11の小さな星たちの物語「誰かに会いたいと思ってるとき、ほんとうはもう会えてるのかもしれないな」収録作品:こいのぼりのナイショの仕事/ともしび/天の川の両岸/送り火のあとで/コスモス/原っぱに汽車が停まる夜/かえる神社の年越し/花一輪/ウメさんの初恋/こいのぼりのサイショの仕事/かぞえきれない星の、その次の星雑誌「小説 野性時代」掲載作に書き下ろしを加えた、全11篇
作品情報
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