極端豪雨はなぜ毎年のように発生するのか: 気象のしくみを理解し、地球温暖化との関係をさぐる(DOJIN選書) 電子書籍版
1870円(税込)
作品内容
・大気の状態が不安定とはどういうこと?・大雨が持続する危険な積乱雲はどんなもの?・線状降水帯の発生メカニズムとは?豪雨に備えるために知っておきたい気象の知識数十年に一度という極端な豪雨は、なぜ頻発するようになったのか。本書ではまず、直近10年の豪雨災害を振り返り、その発生状況を整理する。そのうえで、気象のメカニズムをやさしく説き起こし、豪雨をもたらす要因、線状降水帯や台風と豪雨の関係などまでを解説。また、しばしば豪雨との関係がささやかれる地球温暖化の現状に加え、豪雨への影響を評価する、イベント・アトリビューションによる最新研究を紹介する。気象情報を上手に活用すれば備えができる豪雨。その付き合い方がわかる1冊。【まえがきより】本書をお読みいただければ、豪雨をもたらす積乱雲の発達から地球温暖化と豪雨の関係までを、ひとつのつながった話として知ることができるでしょう。災害をもたらす豪雨はたしかに怖いものであり、ときには避難する必要があります。ただ、地震のように突然起こるものではなく、ある程度は事前に予測することができます。普段から天気予報に耳を傾け、天気の移り変わりのしくみを知っておくと、いざ豪雨がきたときにも慌てず、適切な行動をとれるようになるでしょう。豪雨の正体をつかめば、なぜ地球温暖化で豪雨が威力を増すのかもわかってきます。【目次】第1章 21世紀はじめに発生した豪雨を振り返る第2章 豪雨はなぜ発生するのか?第3章 豪雨をとらえる第4章 進む地球温暖化第5章 近年の豪雨は地球温暖化のせいなのか?
作品情報
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