高橋和巳・高橋たか子 電子全集 第8巻 高橋たか子 小説4『怒りの子』ほか 電子書籍版

  • 高橋和巳・高橋たか子 電子全集 第8巻 高橋たか子 小説4『怒りの子』ほか 電子書籍版
  • 2200円(税込)

    • 本作品について、無料施策・クーポン等の割引施策・PayPayポイント付与の施策を行う予定があります。
      この他にもお得な施策を常時実施中、また、今後も実施予定です。詳しくはこちら

    作品内容

    高橋たか子の長編『装いせよ、わが魂よ』『怒りの子』、小説集『遠く、苦難の谷を歩いている時』を収録。1982年から1985年にかけて発売された長編『装いせよ、わが魂よ』『怒りの子』、小説集『遠く、苦難の谷を歩いている時』の3冊に、短編「恋う」、中編「終りなき出会い」を収録。『装いせよ、わが魂よ』(1982年10月書き下ろし作品)は、『天の湖』『荒野』に続く、高橋たか子のカトリック受洗後3作目の長編小説で、彼女が神に直進していく霊的な予感に満ちた作品。一方、『怒りの子』(1985年9月書き下ろし作品)は彼女が“小説家として最後の作品”として、作品の舞台に故郷・京都を選び、京都弁によって殺人というテーマを描いたもので、第37回読売文学賞を受賞した。小説集『遠く、苦難の谷を歩いている時』は「甦りの家」「遠く、苦難の谷を歩いている時」「病身」の3編で構成され、うち「甦りの家」は年上の女性と美しい少年との愛の儀式を描き、「人形愛」「秘儀」とともに三部作ともいえる背徳的な小説である。また、短編「恋う」は第12回川端康成文学賞を受賞している。解説と解題は、生前のたか子と交流のあった文芸評論家・山内由紀人氏が担当。付録として、『装いせよ、わが魂よ』の生原稿等を収録する。※この作品は一部、カラー写真が含まれます。

作品情報

出版社
小学館
提供開始日
2022/03/28
ジャンル
文芸
連載誌/レーベル
高橋和巳・高橋たか子 電子全集

同シリーズ

作者の関連作品作者の作品一覧