HIGHSNOBIETY JAPAN ISSUE15++ TAKAO OSAWA 電子書籍版
1320円(税込)
作品内容
「HIGHSNOBIETY JAPAN ISSUE15++(10月16日売)」の表紙に大沢たかおが登場。沈黙の中にこそ、確かな声がある。俳優、プロデューサーとして、大沢たかおは常に新しい航海に挑み続けてきた。その最新の到達点が、9月26日に公開される『沈黙の艦隊 北極海大海戦』だ。主人公・海江田四郎は、物語の中で成長する人物ではない。彼は象徴であり、周囲の人間たちを映す鏡のような存在だ。そこに映し出されるのは、それぞれが抱く「正義のかたち」。誰もが答えを一つにできない問いが、観客に深く突きつけられる。大沢は「正義の味方など存在しない」と語る。だからこそ、この作品は単なるヒーロー譚ではなく、観る者の心を揺さぶり、自らの国家観や倫理観を探らせる装置となる。本誌では、大沢たかおが語る「沈黙の哲学」に迫る。自主性を貫くことの孤独、社会に迎合しないことの危うさ、そして信念を持ち続けることの強さ。海江田を演じることは、大沢自身の俳優としての哲学を鮮明にする旅でもあった。深海を進む潜水艦のように、静けさの中で信念を掘り下げる姿勢は、彼そのものと重なる。『沈黙の艦隊』が描くのは、国と個人、理念と現実が交差する極限のドラマであると同時に、私たち自身の内面を映す鏡でもある。大沢たかおの言葉を通して、その核心に触れる。【本誌特集】 ・大沢たかお(表紙) ・インタビュー:マティ・マセソン、人生の掟。・インタビュー:セイラー、等身大の魅力。・インタビュー:GUESS新規事業開発統括者ニコライ・マルシアーノ 1980年代に登場して以来、時代を捉えた商品展開やプロモーションといった革新的なブランド体験によって世の中にムーブメントを起こしてきたGUESS。創立40年を迎えた今年、社会現象を巻き起こしてきたブランドの軌跡をたどりながらこれからの40年の幕開けを祝うイベントが行われた。・インタビュー:アーティスト・新埜康平 ストリートカルチャーを原体験とし、スケートボードやグラフィティに親しみながら 育った新埜康平。自由で即興的なカルチャーが、やがて彼を「日本画」という一 見対極にある表現へと導いた。・コラム:淡路島レザー 兵庫の「淡路島レザー協議会」は、地元生まれの食肉牛の革を使っ たトレーサブルな革製品を制作・販売している。淡路島を代表す るブランド和牛・淡路ビーフとなる但馬牛が、一生を終えたあとも 皮革製品として大切に次なる命を紡ぐこの試みは、いのちを扱う 業界ならではの幾度の難関を乗り越えて実現したものだ。・フォトエディトリアル:野村佐紀子が撮るもう一つの東京 ・DIOR ・FENDI ・CELINE ・TUDOR※『HIGHSNOBIETY JAPAN ISSUE15++』は、表紙・裏表紙以外の内容は同様になります。
作品情報
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