マルクスその可能性の中心 電子書籍版

  • マルクスその可能性の中心 電子書籍版
  • 660円(税込)

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    作品内容

    作品を読むことの意を問う、画期的マルクス論。作品の外に、どんな哲学も作者の意図も前提にしないで読むこと、まだ思惟されていないものを読むこと、可能性の中心においてマルクスを読むとは、そういうことである。柄谷行人の不朽の名作。◎ある作品の豊かさは、著作家が意識的に支配している体系そのものにおいて、なにか彼が「支配していない」体系をもつことにある。……私にとって、マルクスを「読む」ことは、価値形態論において「まだ思惟されていないもの」を読むことなのだ。……マルクスをその可能性の中心において読むとは、そういうことにほかならない。<「序章」より>

作品情報

出版社
講談社/文芸
提供開始日
2020/11/20
ジャンル
文芸
連載誌/レーベル
講談社文庫

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