なぜ私達は研究するのか? 電子書籍版
548円(税込)
作品内容
さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 24,000文字未満(20分で読めるシリーズ))【書籍説明】人間の文明や文化は、多くの人々による、あらゆる物ごとに関する思索や探求の積み重ねによって、築かれてきたものである。物ごとの本質を理解し、知識を蓄えるとともに、それらを自分たちのより良い生活のために応用、発展させる。そのために不可欠な活動こそが、すなわち「研究」である。その意味では、学問の研究は人間の行う活動において、大変重要な地位を占めていると言えるだろう。では、研究を生業とする「研究者」とは、いったいどのような思いで、研究活動に日夜取り組んでいるのだろうか。そもそも、なぜ研究の道を選んだのだろうか。「それは分かり切ったことだ」と、研究に従事している人々からは、一笑に付されるかもしれない。しかしそれらの問いかけは、研究者にとっては「なぜ生きるのか」ということと、少なからず重なるものである。事実上、完全に一致している人もいることだろう。それに今一度向き合ってみることは、これまで歩んできた人生を振り返り、そして今後の研究活動をより良い方向に導くためにも、大いに有効ではないだろうか。本書では、研究者が「なぜ研究するのか」ということについて、ごく簡単にではあるが考えてみたい。【目次】1章 学問の研究は必要不可欠2章 研究を始める動機とは3章 研究活動における理想と現実4章 研究を続けるモチベーション5章 「自己満足」を大切にしよう【著者紹介】Bowing Man(ボウイングマン)理学博士。専門は地球科学および環境科学。複数の大学や国立の研究所、民間企業を渡り歩く経験を有する。そのせいもあって、研究そのもの以外の部分(主に悪い方)も幾分割り増しで見聞きしてきた。街中の面白い看板などを見て歩く、路上観察者としての顔も持つ。
作品情報
同シリーズ
作者の関連作品作者の作品一覧
この作品が好きな方はこちらもおすすめ