研究者のワークライフバランス「のめり込み気質」と「カネや人間関係の問題」 電子書籍版
548円(税込)
作品内容
さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 24,000文字未満(20分で読めるシリーズ))【書籍説明】昨今、仕事と生活の調和、すなわち「ワークライフバランス」が重要視されるようになっている。もちろんこれは、研究教育活動に携わる人にとっても、無縁な話ではない。やや大雑把な言い方だが、研究者とは、自分の元々持っている趣味趣向の延長にあるものを「生業」として、とことん深掘りしているような人々である。そのため、人によっては、自分の興味、好奇心の赴くまま、ひたすら研究活動に没頭するような場合もあるだろう。そうなるとワークライフバランスの方も、変調を来すことは避けられない。その意味では、むしろ研究者こそ、ワークライフバランスについて、これまで以上に真剣に考える必要があると言える。ただ、研究者のワークライフバランスに影響を与えるものは、研究や教育の活動だけではない。カネや人間関係絡みの問題の方が、研究自体よりもずっと大きな問題になることも、しばしばである。そして研究者も人間である以上、ワークの方が好調ならば、それで良いというわけには行かない。本書では、研究者のワークライフバランスに関して、ごく簡単にではあるが考えてみたい。【目次】1章 研究者にありがちな気質と生態2章 「のめり込み気質」とどう向き合うか3章 研究に絡んだ種々の問題4章 ポストに関する諸々の問題5章 誰も皆、普通の人間6章 自己満足という罠【著者紹介】Bowing Man(ボウイングマン)理学博士。専門は地球科学および環境科学。複数の大学や国立の研究所、民間企業を渡り歩く経験を有し、研究そのもの以外の部分(主に悪い方)も幾分割り増しで見聞きしてきた。街中の面白い看板などを見て歩く、路上観察者としての顔も持つ。
作品情報
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