CG classic vol.12 大衆のために生まれた名車たち。 電子書籍版
2420円(税込)
作品内容
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。大衆のために生まれた名車たち。これまでスポーツカーを巻頭特集に据えることが多かったCG classic。vol.12となる今回は一転「大衆のために生まれた名車たち。」をカバーストーリーに取り上げました。大戦で負った痛手から立ち直った1950年代後半から60年代初頭のヨーロッパでは、庶民のための名機が数多く生まれたからです。シトロエン2CV、ルノー・キャトル、BLミニ、VW1300、フィアット850。フランス、英国、ドイツ、そしてイタリアの、お国柄を色濃く反映させた小型車は、空冷、水冷、横置きFWD、縦置きFWD、フロントエンジン、リアエンジンと実に技術的にもバラエティに富み、個性の花を咲かせていたのです。いっぽう、日本でも「マイカーブーム」が到来。スバル1000、トヨタ・カローラ、ニッサン・サニーの3台が発売され大人気を博します。時あたかもビートルズの初来日、カラーテレビの普及、ミニスカートの上陸等、新時代の幕開けと重なります。そんな当時の世相を振り返りつつ、志高く、驚くほど独創的だった欧州車/日本車の大衆モデルに試乗しました。これに続くは、CG NEO CLASSIC vol.10「Designed by ジョルジェット・ジュジャーロ」との連動企画、カロッツエリア・ベルトーネと同ギア時代にマエストロが生み出した傑作の魅力に迫ります。冒頭を飾るのはベルトーネと契約したマツダのためにジュジャーロが腕を奮ったデザインスタディ「S8P」。豊富な写真、スケッチとともにマツダデザインのエレガンスの源流をつぶさに紹介。結果的に生産型ルーチェとして花開くそのプロセスを、当時マツダでデザイナーを務めた織田泰爾さんに語ってもらうことにも成功しました。ジュジャーロの出世作であるアルファ・ロメオ・ジュリア・スプリントGT、フィアット850スパイダー、マセラティ・ギブリ・スパイダー、いすゞ117クーペの試乗記と併せ、若き日のマエストロの実力に改めて触れてください。
作品情報
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