中央公論2025年1月号 電子書籍版

  • 中央公論2025年1月号 電子書籍版
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    作品内容

    1926年12月25日、皇太子裕仁親王(のちの昭和天皇)が践祚し、昭和は始まった。恐慌やテロの時代を経て敗戦へと至った昭和20(1945)年を境に、戦後は焼け跡から復興し、高度成長により世界第2位の経済大国となった。昭和64(1989)年1月7日、昭和は幕を閉じる。日本の未来は前途洋々と思われたが――。2025年、ついに「昭和100年」を迎える今、令和を生きる我々は昭和から何を学べるのか(『中央公論』2025年1月号の電子化)== 特集 ==昭和100年、令和への教訓◆〔座談会〕戦争、五輪、万博、美智子妃……三世代から見た昭和の遺産▼御厨 貴×酒井順子×古市憲寿【戦前・戦中篇】◆戦前の政党政治はなぜ滅びたか議会への深い失望で「憲政の常道」は終わった▼小山俊樹◆治安維持法、戦争景気、大衆文化「明るい」戦時下の日本▼井上寿一◆終戦のタイミングはあの時点しかなかったか――戦争終結論から見た「8・14」▼千々和泰明◆私が見てきた昭和(1)満洲引き揚げがすべての原点だった▼藤原作弥【戦後篇】◆〔対談〕変わる国民感情、変わる教育観戦後日本社会が消し去ったもの▼養老孟司×岩村暢子◆名宰相だったのか? 角栄神話の克服▼井上正也◆全共闘運動から「しらける運動」へ社会運動が「透明化」された1970年代▼富永京子◆生成から崩壊、後遺症までバブルへの認識の遅れがもたらしたもの▼小峰隆夫◆私が見てきた昭和(2)全共闘、水俣病……「生きる」とは何か▼最首 悟◆私が見てきた昭和(3)熱い60年代、冷めた70年代 そしてニューアカブーム▼浅田 彰=======【時評2024】●カオスか「結果オーライ」か?「半端」な日本政治の行方▼境家史郎●「安いニッポン」に、賃上げと値上げの「自粛」は必要ない▼渡辺 努●「あるべき家族」観と特定生殖補助医療法案▼河合香織== 特集 ==トランプ復権、混迷する世界◆戦後秩序の終焉と新たな秩序への希望▼中西 寛◆〔対談〕「再び偉大に」ならず弱体化するアメリカ“トランプ国王”誕生? 民主主義の破壊か再生か▼森本あんり×渡辺 靖◆与党敗北、「中抜き」政治、ポピュリズムグローバルな潮流から日本政治の変容を読む▼水島治郎◆〔座談会〕ガザ、相次ぐ災害、戦後80年……2025年、「最低限の平和」を実現できるか▼三牧聖子×牧野邦昭×辻田真佐憲=======◆日本の「あるべき政官関係」を考える官僚が矜持を取り戻すために▼武藤敏郎◆人口減少を逆手に取る鹿島アントラーズ流まちづくりの勝ち方▼小泉文明◆『百年の孤独』の次は何を読む?久しぶりに、面白い外国文学が読みたいな▼都甲幸治=======《好評連載》●皇室のお宝拝見【第10回】高村光雲《矮鶏置物》▼本郷和人●炎上するまくら【第97回】舐めやがって!▼立川吉笑《連載小説》●地上の楽園 【第10回】▼月村了衛●金波銀波 【第6回】▼澤田瞳子

作品情報

ページ数
223ページ
出版社
中央公論新社(雑誌)
提供開始日
2024/12/10
ジャンル
雑誌
連載誌/レーベル
中央公論

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