中央公論2023年10月号 電子書籍版
990円(税込)
作品内容
== 特集 ==病と生きる──誰もが患う時代◆〔対談〕コロナ禍で見えた社会の病理治療と仕事を両立するには▼大竹文雄×笠井信輔◆高次脳機能障害の当事者として脳が壊れた僕のできること、できないこと▼鈴木大介◆主治医には名医ではなく良医を人生の優先事項を考えて治療方法を選んでいく▼鎌田 實◆ヤングケアラー対策でなお残る課題「時間の再編」に対応した正規労働の改革を▼澁谷智子◆過度な長寿化がもたらした副産物老いて病む人間、ピンピンコロリの動物▼小林武彦◆〔対談〕東北の地を歩いて見えた希望がんの辛さ、被災の悲しみを乗り越える力が人間にはある▼垣添忠生×大島理森=======【時評2023】●アルゼンチンの日系人と多重国籍問題▼岩間陽子●宮崎駿監督の新作ではなぜ戦禍が描かれなかったのか▼井上智洋●あなたは一国の為政者でも私よりは弱い▼河野有理◆EU型社会を目指す国民の願いと連帯汚職、オリガルヒと闘うウクライナの「市民社会」▼平野高志◆秦剛外相の更迭、「戦狼外交」……中国「外交」はなぜ理解不能なのか▼岡本隆司●学問と政治~新しい開国進取 安全保障編【第11回】戦後50年の国会決議と幻の緒方貞子内閣▼北岡伸一◆問い直されるアイデンティティ欧州で進むミュージアムの「脱植民地化」▼村田麻里子◆〔対談〕プーチンに逮捕状を出した日本人裁判官が問う日本は「戦争犯罪」への備えはあるか▼赤根智子×フィリップ・オステン== 特集 ==コンサルの光と闇◆なぜ必要とされ、なにが足りないのか▼冨山和彦◆「会社のお医者さん」の喜怒哀楽とやりがい▼メン獄◆東大生はなぜ起業を目指すのかシン・エリート層のキャリア観の変化▼各務茂夫=======《メディア今昔》◆〔対談〕歴史の盲点、公共性、リテラシー……戦前のメディア政治が現代に残した教訓▼佐藤卓己×辻田真佐憲◆技術と資金力で米国を揺るがす億万長者たちイーロン・マスクは一人ではない▼八田真行◆切り取り報道に抗して30年メディアがフェイクを見破れずして、この国は守れない▼猪瀬直樹◆知られざる「切り抜き師」事情▼本誌編集部◆村上龍、糸井重里、柏木博、ナンシー関……団塊ジュニア世代の目に映った言論空間▼速水健朗=======◆LGBT「活動家」と一般当事者はなぜ乖離したのか▼三橋順子◆SNS、コロナ、健康増進法……現代社会の法と自由を考える▼住吉雅美◆追悼月の人──森村誠一▼角川歴彦=======《好評連載》●炎上するまくら【第82回】 甲州街道の海賊▼立川吉笑●文品 藤沢周平への旅【第6回】「用心棒」シリーズ──『孤剣』『刺客』『凶刃』▼後藤正治《連載小説》●美土里倶楽部【第6回】▼村田喜代子●邪行のビビウ【第7回】▼東山彰良
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