中央公論2023年7月号 電子書籍版
850円(税込)
作品内容
== 特集 ==安倍晋三のいない保守◆私はジョーカーではなく、ハートのエース「粘着質の保守」を女性が変える▼小池百合子◆憲法と安全保障をめぐり安倍氏と決裂「敵」と見なされても発言し続ける▼石破 茂◆総裁を託した彼のこと「対立の岸」と「融和の池田」 一人二役をめざしていた▼谷垣禎一◆二人の友を喪って安倍晋三さんと坂本龍一君のこと▼塩崎恭久◆「保守」の現在地「国体護持」から「中今」へ▼片山杜秀◆解消しないジェンダー・ギャップ外交戦略だった「女性活躍」▼三浦まり◆〔対談〕保守本流とは何か清和会・宏池会の軌跡と派閥政治のこれから▼福永文夫×井上正也=======【時評2023】●台湾一周の旅で実感した歴史の多層性▼岩間陽子●AIが可能にする「アイディア即プロダクト」の経済▼井上智洋●21世紀における君主制の運命▼河野有理●学問と政治~新しい開国進取 安全保障編【第8回】オーストラリア、台湾と沖縄で学んだこと▼北岡伸一◆フランス外交における「戦略的自律」のゆくえ▼宮下雄一郎◆フィンランドから見たウクライナ戦争▼石野裕子◆半年で2回のロケット打ち上げ失敗「宇宙先進国」の復活に向け現場の力を生かせ▼知野恵子◆〔対談〕教養のあり方、理系・文系、反知性主義、ChatGPT……いまこそリベラル・アーツ教育を▼田村哲夫×隠岐さや香== 特集 ==AI時代のことば力◆沈黙のすすめ好奇心を疑い、問う力を養う▼若松英輔◆言語習得に見る知性の本質オノマトペ・記号接地・ChatGPT▼今井むつみ◆〔対談〕「親しくなるための言語」はITでまかなえない辺境で見つけた本物の語学力▼高野秀行×伊藤雄馬◆流浪の民ロマから学ぶもの機械の間違い、人間の間違い▼角 悠介=======◆なぜ今、中国で上野千鶴子ブームなのか▼古市雅子◆大手チェーンも新規開店アメリカで起きている「リアル書店」のリバイバル▼安部かすみ== 第24回 読売・吉野作造賞 発表 ==受賞作『田中耕太郎──闘う司法の確立者、世界法の探究者』牧原 出選評 北岡伸一/猪木武徳/山内昌之/白石 隆/吉川 洋/老川祥一/安部順一===================◆上司の引きで抜擢、人事を掌握、賄賂……大奥という行政組織の中で逞しく生きた女性たち▼畑 尚子◆『万葉集』からSNSまで一過性のブームでは終わらない短歌の魅力▼高柳祐子《好評連載》●炎上するまくら【第79回】歯医者怖い!?▼立川吉笑●文品 藤沢周平への旅【第3回】「負のロマン」の頃──「闇の梯子」ほか▼後藤正治《連載小説》●美土里倶楽部【第3回】▼村田喜代子●邪行のビビウ【第4回】▼東山彰良
作品情報
同シリーズ
作者の関連作品作者の作品一覧
この作品が好きな方はこちらもおすすめ