アートシンキング 未知の領域が生まれるビジネス思考術 電子書籍版
1610円(税込)
作品内容
3Mのポストイット、Gメール、ピクサーアニメ、0-1を生むアート思考とは、ひらめきが宿る「余白」を創出することである――MBA(経営学修士)とMFA(美術学修士)をもつアートシンキングの第一人者が贈る、いまもっとも読んでおきたいビジネス書の1冊。『「アート的な思考をビジネスに盛り込む」ための具体的なヒントが、ぎっしりと詰まっています』――まえがき 山口周氏 山崎直子氏(宇宙飛行士)竹林一氏(オムロン)臼井重雄氏(パナソニック)ほか日本発の7事例も収録! アートシンキングとは▼ そもそも「これは実現可能か?」という問いを発すること ▼ 今いるA地点から、未知のB地点を作り出すこと ▼ 専門分野にとどまらず、広角レンズで世の中を見ること ▼ 失敗しても大丈夫と自分に「失敗許可証」を与えること ▼ 不安や孤独の中においても自分自身を心から信頼すること ▼ マネジャーは「案内人」「同志」「プロデューサー」になること ▼ 創造的スペース=「余白」を自分の中につくること 【目次より】まえがき 山口 周 序章 命を救うこと vs 命を救う価値のあるものにすること 美術学修士号(MFA)は、新たな経営学修士号(MBA)である/ アートとは何か/未知のB地点のある世界/ 飛行機を離陸させる/ピンと鉛筆の話/ アートとデザインとクリエイティビティ 第一章 広角レンズで見る オブジェクトと環境/海を沸騰させる/ エネルギーと時間を管理する/図と地/ エリヤの椅子/スタジオタイム/ 〈20%ルール〉が生み出したもの/創造性のカテゴリー/ 未完成にこそ価値がある/天才アーティストという神話/ 無駄なものは何もない/何もしていないという不安/ 知らないことの恩恵 日本の牽引者事例1 パナソニック株式会社 デザイン本部長 臼井重雄 第二章 草むらの中で 草むらのための三つのツール/創造的プロセス vs 創造的成果/ 判断すること vs 把握すること/イーゼルとひじ掛け椅子/ 新しい作品を守る/猶予期間を設ける/ ベースキャンプ vs エベレスト/生まれたての会社と成熟した会社/ 逆行分析(リバースエンジニアリング)/意識を向ける/ マインドフルネスの効果/気づきを得る 日本の牽引者事例2 慶應義塾大学 環境情報学部 教授 神成淳司 第三章 灯台の光が照らす先へ 地図なしで進む/クラーク・ケントの日常/ 仲間との絆/最初の四分間/SMARTゴールからMDQへ/暗号に魅せられて/ プライバシーを守る/求められた場所で咲く/ 先行者に厳しい世界/新たな挑戦を見いだせないときに 日本の牽引者事例3 宇宙飛行士 山崎直子 第四章 ボートを作る 『包まれたライヒスターク』vs ツイッター/ ポートフォリオ思考/自己投資/カウチとスローピロー/ 成長/市場シェアマトリクス/分割所有権/ 絵画のアップサイドリスク/グレーゾーンの所有権/ 芸術か、それとも盗用か?/デジタルコンテンツの所有権の特徴 日本の牽引者事例4 京都造形芸術大学 教授 小笠原治 第五章 創造を導く ほどよいマネジャー/導師(グル)と案内人(ガイド)/ 同志関係/プロデューサー/ モノを買える環境を創造する/改訂版スクラム/ マイルストーンを設定する/ 創造的プロセスをマネジメントするときの落とし穴/ パフォーマンスを計測し、採用に活かす/ プロジェクトを完了させる 日本の牽引者事例5 オムロン株式会社 イノベーション推進本部 インキュベーションセンタ長 竹林 一 第六章 家を建てる 眼鏡はなぜ高いのか?/物質的リソースの活用/ 固定費と変動費――ウェッジウッドの例/ 「不完全」と「もしも」のコスト/ 部屋の中のモノからビジネスモデルを想像する/ ミッドフィルダー企業/潜望鏡で観察する 日本の牽引者事例6 一般社団法人 アート東京 代表理事 來住尚彦 第七章 全体を見渡す ジンジャーブレッドマン vs ウィトルウィウス的人体図/ ゼネラリストのすすめ/問いを発する力/ 帰ってきたアートとサイエンス/スラッシュキャリア/ 自分のメタファーをデザインする/ユニバーサルコンセント/ アダム・スミスはアーティストだった/ 現代社会の抱える問題/クロスタウンの船出のとき 日本の牽引者事例7 株式会社スマイルズ 代表取締役社長 遠山正道 原注
作品情報
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