詩としての哲学 ニーチェ・ハイデッガー・ローティ 電子書籍版

  • 詩としての哲学 ニーチェ・ハイデッガー・ローティ 電子書籍版
  • 1815円(税込)

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    作品内容

    プラトンによれば、ソクラテスは、「……とは何か」と問うた。「正義とは何か」「美とはなにか」。真理を捉えるための「知性」や「理性」を最も重要な心の働きとする西洋哲学の伝統が、ここから生まれた。これに対して、本書は、「想像力」を優位におく思想に着目する。イギリスのロマン主義者からはじまって、アメリカのエマーソンに継承され、ニーチェ、ハイデッガー、ローティにつながる系譜である。真理は定まっていて、「理性」や「知性」は、それをあるがままに捉える能力だとするのが、プラトン的「理性主義」だとすれば、「想像力」とは、新たな見方、捉え方を創造する力である。これをローティは、「詩としての哲学」と呼んだ。デカルト、カントなど、理性主義の変遷をも検証しつつ、「詩としての哲学」の可能性を問う力作。

作品情報

出版社
講談社/文芸
提供開始日
2020/02/10
ジャンル
ビジネス・実用
連載誌/レーベル
講談社選書メチエ

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