住宅建築 2020年10月号 電子書籍版
1900円(税込)
作品内容
ディテールの原点は、風雨から建築を守り、住まい手が使いやすいような工夫をすること、つまり技術だが、それを美しく見せることも、建築が使い手に長く愛され住まい続けられていくための、ある種の技術とも言えるだろう。また、詳細図は住まいを職人と共につくりあげていくための重要な伝達手段でもある。 住まいのどの部分をとくに重視するのか、どのような納まりか、意匠かなど、建築家によって捉え方や表現は多種多様で、ディテールには建築家の個性が現われる。特集では、吉田五十八やアントニン・レーモンドをはじめとする8組の建築家の住まいを、ディテールという視点から見つめ直す。 ●特集 住まいのディテール/吉田五十八―住宅の美学●特集 住まいのディテール/武藤章 心地よさを生むディテール●特集 住まいのディテール/アントニン・レーモンド 住空間の骨格と家具●特集 住まいのディテール/益子義弘 住まいの確かな「場」を求めて●特集 住まいのディテール/大野正博 ディテールの標準化●特集 住まいのディテール/部分詳細図集 オークヴィレッジ木造建築研究所「屋根・壁廻り」●特集 住まいのディテール/部分詳細図集 アンドウ・アトリエ「台所廻り」●特集 住まいのディテール/部分詳細図集 唯島友亮建築設計舎「枠廻り」●特別記事 青焼きの終焉 手描き図面に込めた想い●特別記事 青焼きの終焉 手描き図面に込めた想い/手描き図面と黒焼き 齊藤祐子●特別記事 青焼きの終焉 手描き図面に込めた想い/実測図における青焼き 金澤良春●EVENT REPORTS 茅葺きが繋ぐ、生き物の輪と里山文化●BOOK REVIEW 『工芸三都物語 遠くの町と手としごと』●EVENTNEWS
作品情報
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